日本国内の貨物列車をくまなく網羅する待望シリーズ「今、貨物列車が熱い!」
ナレーションおよびキャプション(字幕)などに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
【収録内容】
オープニング 約1分
第1部 コンテナ輸送列車 約15分


●大型コンテナ、タンクコンテナ、ホッパコンテナ、無蓋コンテナなど、編成にアクセントを加える各種コンテナを積載して走る貨物列車を選んで紹介します(武蔵野線、東海道線、高崎・上越線、常磐線などで撮影した列車が中心です)。
●鉄道を利用した一般廃棄物輸送の元祖とも言える「クリーンかわさき号」(1995年10月運転開始)。清掃工場内での積み込みから、終着駅となる神奈川臨海鉄道末広町駅での無蓋コンテナの取り卸し荷役までを、一連の静脈物流に沿って紹介します。
●2011年3月で、鹿島地区−四日市地区間の輸送が終了したUT17Cコンテナによる液化酸化エチレンの輸送記録(鹿島臨海鉄道奥野谷浜−東京(タ)間)と、同一形式のコンテナを積載して走る神奈川臨海鉄道千鳥線での様子を収録しています。
第2部 石油輸送列車 約14分


●京浜地区や京葉地区の製油所から関東一円に向けて輸送される石油類。その輸送の実態を、JRの貨物列車を中心に臨界鉄道線内の輸送をも加えて、わかりやすく説明します。また、終着駅到着後に油槽所専用線に引き込まれるまでの様子も一部収録しました(倉賀野、西上田、坂城、岡部、郡山)。
●川崎地区から東京西部に位置する在日米軍横田基地に向けて行われている燃料輸送を貨車の変遷を交えて紹介します(タキ38000編成を中心に、タキ1000やタキ35000で運転される列車を収録)。
第3部 クローズアップ 東日本大震災と鉄道貨物輸送 約14分


●東日本大震災。巨大地震発生直後に東北地方で一気に深刻化した石油不足に対応するため、緊急石油輸送臨時貨物列車が仕立てられました。およそ1ヶ月間続いた通称「盛岡号」と「磐西号」による輸送を、運転経路に沿ってピンポイント撮影し収録しました。
(撮影線区:武蔵野線・高崎線・上越線・羽越線・奥羽線・IGRいわて銀河鉄道線・磐越西線)
●2011年11月に開始された鉄道利用によるガレキ輸送。岩手県宮古市から東京へ運搬されるガレキを、輸送ルートに沿って記録しました。緑色の UM13A無蓋コンテナでの輸送に続いて、大量に増備されつつある白色のUM8Aコンテナも加わって、鉄道輸送が重要な役割を果たしています。
(2012年2月に撮影した映像を中心にして構成しています。)
●すべての機関車が被災した仙台臨海鉄道に京葉臨海鉄道から譲渡されたKD55。その甲種輸送や、これまでの東北線経由から奥羽・羽越・信越・上越・高崎線経由に経路変更された北海道からのジャガイモ輸送列車(牽引機:EF81-300、EH200)なども収録しています。
第4部 貨物列車アラカルト 約17分


●2012年3月ダイヤ改正で国内から完全消滅したワム80000形式2軸貨車を使用した紙輸送。それに加えて、新潟市内の焼島駅から東京の隅田川駅まで運転されていた紙輸送列車(ワム車使用は2010年9月末終了)の末期の様子も紹介します。さらに、北王子支線に入線していた石巻港からの紙列車も追加しました。
●社線内石灰石輸送と、JRから継送する石炭輸送を続ける秩父鉄道。2種類の貨物列車の他に、石炭ホキ車と石油タキ車を連結した長大編成返空列車(JR線内で過去に見られた)を収録しました。
●東日本大震災で操業停止に陥った東邦亜鉛小名浜製錬所。運転休止となった東邦亜鉛号(東北編に収録済)でしたが、その後見事に復活しました。震災以前の牽引機交代に加えて、運転再開後はタキ1200形式新製貨車への置き換えも始まりました。こうした背景を踏まえて、ユニットトレインの過渡期を紹介します。
●甲種鉄道車両輸送、レール輸送、配給列車に加えて、特大貨物輸送を収録。シキ車を使用した2系統の走行シーンに加えて、市原埠頭(千葉県市原市)での取り卸しの様子も収録しました。
第5部 山手貨物線をゆく 約6分


●湘南・新宿ラインの登場で旅客輸送に取って代わられた山手貨物線ですが、夜間・早朝を中心に、日中も貨物列車が堂々と走行しています。撮影可能時間帯に都心を今もなお走り抜ける列車を収録しました(収録した映像は2005年〜2012年に記録された列車です)。
エンディング 約1分
付録 拡大スペシャル あの日あの時 約65分


※すべての映像は、横縦比が4:3となります。キャプションによる説明のみで、ナレーションはありません。
Part1 私鉄の貨物列車
東武鉄道(伊勢崎線 石油輸送晩年)
西武鉄道(秩父線 セメント輸送晩年)
鹿島鉄道(航空自衛隊百里基地への燃料輸送)
上信電鉄(デキ牽引のトキ25000/ホキ5700)
Part2 臨界鉄道の貨物列車
神奈川、京葉、鹿島の各臨海鉄道線内において、主に化成品
を輸送するタンク車を連結して走る列車や入れ換えの様子を収録しました。
Part3 JRの貨物列車(輸送品目別)
自動車(ク5000)、石灰石(青梅線)、セメント(八高線、他)、
工業塩(トラ45000・UM30S無蓋コンテナ)、他
Part4 JRの貨物列車(走行線区別)
東海道(支)線、高島貨物線、武蔵野線、山手貨物線、
東北線、総武・成田・鹿島線、他
Part5 駅構内や専用線での貨車入換
大川(化成品タキ車を人力で入れ換える珍しい光景)、
倉賀野、金町、小名木川、他
Part6 EF64-0の記憶
国鉄色重連牽引列車を中心に収録(中央東線、篠ノ井線、南武線など)
Part7 国鉄時代の貨物列車
信越線碓氷峠、高崎・上越線、常磐線、東北線、東海道線
制作 | いずみ企画 |
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企画・撮影・編集 | 正古 信夫 |
映像協力 | 長主正也、井口明夫、瀧川正勝、藤旗通彦、功能拓郎、西川信彦、安藤正憲(故人)、山本慶藏(故人) |
制作協力 | 小山 雄久、松宮 昌信 |
協力 | 川崎市、岩手県、東京都、刈屋建設(株)、鹿島臨海鉄道、京葉臨海鉄道、神奈川臨海鉄道、JR貨物 |
ジャケット写真 | 正古 信夫 |
※ 特に首都圏では、ビル・マンションなどの高層階から撮影した映像を含みますが、これらは管理会社や公共機関に対して、撮影の許諾申請を事前に行ってから撮影をしたり、管理人や管理者の代表の許可を受けたり、立ち合いをお願いして撮影させていただきました。 |
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商品コメント
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【補訂版の発売をお待ちの方へ】お詫びとお知らせ
本年中の発売を目指しておりましたが状況に変化がありました。コロナ禍でのJR貨物の取材協力が得られない状況が2年間続いていましたが、今後の商品内容については見直すこととし、JR貨物側の都合で取材が延期となっていた撮影をすべて取りやめることにしました。発売時期につきましては、いずれこのサイトにて、内容の追加・変更とともにお知らせいたします。