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秋田臨海鉄道
運行終了記念DVD 地域に根ざした貨物輸送に徹した臨海鉄道の記録
秋田臨海鉄道は1970年(昭和45年)の創業で、秋田港臨海部に集積・立地した企業の原材料や製品の輸送を担い、地域経済の発展に大きく貢献してきましたが、2021年3月12日の輸送をもって半世紀に及ぶ歴史に幕を下ろしました。終焉が迫った2020年秋、運行終了までの半年間で、ありのままの臨海鉄道とそこに携わる人々の姿を動画で記録し後世に残そうとするプロジェクトが立ち上がり、弊いずみ企画もこれに参加することとなりました。最後の荷主となった日本製紙(株)秋田工場の全面的な協力も得られ、鉄道現場サイドでも継続して撮影を行った結果、充実した記録作品となりましたが、これとは別に、鉄道ファンや秋田市民の皆さんにも秋田臨海鉄道を長く記憶に留めていただきたいとの思いで制作した市販品が本編作品です。
【本編】Disc1 (約78分) ＆ 【付録】Disc2(約51分)
オープニング 約1分
第1部【下り列車運行の記録】 約12分
●運転日の早朝に実施する機関車の出区点検
●乗務員などの点呼
●下り列車添乗撮影での映像／秋田港⇒向浜 間
第2部 【日本製紙(株)秋田工場内での構内入換と荷役】 約13分
●向浜⇒秋田工場 間の添乗映像
●構内での貨車入換の様子、操車掛の動き
●コンテナからの古紙取り卸し
●紙製品のコンテナへの積み込み
●貨車を組成して向浜へ
第3部 【上り列車運行の記録】 約18分
●上り列車(向浜⇒秋田港)の前方記録映像
※カメラを運転室右窓の外に取り付け、エンジン音をクリアーに録音
●助役や機関士による行路の思い出話を別録音して収録
第4部 【入換、荷役、検修】 約10分
●上り列車到着後の秋田港駅構内入換
●コンテナ内清掃
●秋田港駅コンテナホームでの荷役作業
●機関車の検査／検修庫内での作業
第5部 【構内貨車入換の記録】 約14分
●土崎駅⇒秋田港駅 間展望映像／ＪＲ貨物の貨物列車に添乗して撮影
●秋田港駅での発車前ブレーキ試験／無線を使用せず、点灯標識による合図
●秋田港駅⇒土崎駅 間の入換に伴う第２種継電連動装置の操作、列車の発車
第6部 【あの日 あの時】 約8分
●運行を開始した1971年夏から終焉までを、写真と動画で振り返る
沿線の様子、在籍した機関車、車扱貨物列車、イベントの思い出、他
●2022年1月の暴風雪後の除雪作業と排雪列車の運転
●秋田臨海鉄道から仙台臨海鉄道に譲渡されたDE101250の甲種鉄道車両輸送追跡記録
●2022年3月12日 最終日の記録
エンディング・クレジット 約1分
【付録】Disc2 約51分
- Part1 最終日の前方記録映像／カメラ位置はボンネット前端(約18分)
- Part2 踏切撤去／第１秋田専用踏切でのレール撤去作業と道路修復(約2分)
- Part3 DE101251の譲渡輸送追跡記録
※クレーン作業・台車の陸送・フェリーへの乗下船の様子など(約31分)
| 企画・制作 | 秋田臨海鉄道、いずみ企画 |
|---|---|
| 撮影・編集 | 志水 仁、正古 信夫 |
| 映像協力 | 大泉 大輔 |
| 撮影協力 | 日本製紙(株)秋田工場、JR貨物東北支社秋田総合鉄道部、仙台臨海鉄道、道の駅 あきた港セリオン |
| 監修・協力・承認済 | 秋田臨海鉄道、JR貨物 |
| ジャケット写真 | 志水 仁 |
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商品コメント
【本編】2021年3月で鉄道貨物輸送を終了した秋田臨海鉄道。最後の半年間をまとめました。新型コロナウィルス感染拡大防止のために、少なからず制約を受けた中での取材・撮影でしたが、ありのままの日常業務を映像で可能な限り残したいという臨海鉄道関係者たちの強い思いを反映させることができた作品になりました。本編はDVDプレス商品で、2021年4月の発売したものです。【別売付録】運行最終日(3月12日)の前方展望映像と、2021年6月に秋田臨海鉄道から岐阜県内の西濃鉄道へと譲渡されたDE10形式1251号機ディーゼル機関車の輸送を追跡した記録で構成しています。秋田と岐阜でのクレーン作業も収録しています。別売付録はDVD-R商品で1,000円(送料込)です。
【特例】日本の貨物列車の東北編補訂版をすでにお買い求めくださいましたお客様で、秋田臨海鉄道の本編(DVDプレス商品)をご希望の方は、お問い合わせよりご注文ください。東北編補訂版の別売付録としてのご購入が可能で、2000円(送料込)です。また、秋田臨海鉄道の別売付録も同時購入が可能です。詳しくはお問い合わせください。