Powrful Trains in U.S.A
【収録内容】
第1部 Cajon Pass(カホン パス)
第2部 Beaumont Hill (ボーマント・ヒル)
ロサンゼルス地域を発着するUPの長大編成貨物列車の多くが、ここを通過します。海上輸送コンテナを2段積にしたダブルスタックトレインの交換シーンや、複線区間を同方向に走るシーンは圧巻。他にも、ロングレール輸送列車などを収録。
第3部 Crawford Hill (クロフォード・ヒル)
パウダー・リバー・ベイシンを発車して、合衆国東部の地域を目指すBNSFの総重量1万トンを超える石炭輸送列車の多くがここを越えて行きます。機関車は前重連+後補機。そしてさらにこの区間にだけ連結される後部補機3両の間には、なんと燃料補給専用のフューエルテンダー(タンク車)が連結されています。峠のサミットでは、さらに驚きの走行解放も・・・。
第4部 Sherman Hill (シャーマン・ヒル)
大陸横断鉄道の最高地点をはさんで峠越えに挑むのは、UPの貨物列車です。峠とは言え、なだらかな丘を越えていく様子ですが、ディーゼルエンジンの轟音とともに通過する重量貨物列車の苦闘が、日夜繰り返されています。
第5部 Tehachapi Pass (テハチャピ・パス)
世界で最も有名なループ線を有するテハチャピ・パス。この区間を所有するのはUPにもかかわらず、通過する列車の本数はBNSFの方が多く、中には前重連+中3重連+後部補機という強者貨物列車も通過していきます。途中のテハチャピ・ループにおける俯瞰映像では、まさに大蛇の如く、長編成の貨車がとぐろを巻きます。日本の鉄道からは想像できないシーンは必見です。
発売元 | ビコム(株) |
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企画・撮影・編集 | 正古信夫(いずみ企画) |
ジャケット写真 | 正古信夫(いずみ企画) |
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商品コメント
2005年10月に意を決して渡米し、2週間余りの間、昼夜早朝を問わず車を走らせては撮影するといった毎日の繰り返しでした。テーマは「峠越えの鉄道」でしたが、レンタカーでの走行距離は5000マイル(8000km)を超えたように記憶しています。多重連の機関車が唸りをあげて長大編成の貨物列車を牽引する迫力は、今でも忘れられません。ハイビジョン撮影した映像を、ダウンコンバートしてDVDで発売しましたが、ワイド映像作品がまだ少なかった当時、画面いっぱいに使ってもなかなか収まり切れない長さの貨物列車には、日本とは異なるスケールを実感して帰国しました。編集で苦労したのは、峠ではどうしてもスピードが落ちるため、列車の最初から最後まで収録しようと欲張るととても時間が足りず、そこをどのように構成するかでした。このDVDに登場する機関車は、今となっては一時代前のタイプの機関車ですが、その広大なスケールは今でも十分に感じていただける作品です。★すでに販売終了商品ですが、購入ご希望の方は、FAX、またはこのサイトの問い合わせからお問合せください。